消費・環境クレジットカードの使える豆知識

「カードの暗証番号は誕生日で大丈夫?」「18歳になればだれでも作れるの?」「リボ払いと分割払い、どっちがお得?」など実生活で使えるクレジットカードの知識を2択のクイズに答えて身につけよう。
Q1.預金を含めて手持ちのお金が5万円しかないが、8万円のスマホを買いたい。どっちのカードなら購入できる?
正解正解はB クレジットカード
  • デビットカードは、カードでの支払いと同時に銀行口座からお金が引き落とされるしくみのカードです。銀行口座にお金がない場合は使えません。
  • クレジットカードは後払いのしくみで、手持ちのお金以上の買い物ができる。カード会社が代金を消費者に変わり立て替えてくれ、消費者は後にカード会社に代金を支払うこととなる。つまり借金をして買い物をすることと同じなので、使いすぎないよう注意したい。
Q2.クレジットカードを紛失してしまった。まずは何をすべき?
正解正解はB クレジットカード会社に連絡する
  • 警察に遺失届を出すことは必要だが、その前にクレジットカード会社に連絡して使用できないようにしてもらおう。悪用されないようにまずは使用停止にする手続きをすぐにしよう。
  • 紛失した場合はすぐにクレジットカード会社に電話をして使用停止にしてもらおう。警察にはその後で、届ければよい。カード会社は24時間対応してくれる。万が一、不正利用されても多くの場合、カード会社が補償してくれる。
Q3.海外旅行に行くために30万円をクレジットカードで支払った。分割払いとリボルビング払い、手数料が安いのはどっち?
正解正解はA 分割払い
  • 分割払いは、支払い回数を決めて返済していく方法。たとえば30万円の旅行代金を10回に分割払いにした場合、3万円ずつを支払う。ただし手数料が発生するため支払い総額は30万以上となる。手数料はカード会社や分割回数により異なるが実質年利で10~15%が平均的。
  • リボルビング払いは支払い金額を決めて定額で返済していく方法。たとえば30万円の旅行代金を毎月2万円ずつ返済していく場合は15か月で完済することとなる。分割払いと同じく手数料がかかり、一般的には実質年利15%以上と分割払いより高い場合が多い。
Q4.クレジットカードは18歳になれば、だれでも作れるの?
正解正解はB 審査で落とされることもある
  • クレジットカードを作るには銀行口座の情報と、免許証やパスポート、マイナンバーカードなど本人確認書類が必要である。ただし書類を揃え、申し込みをしてもカード会社の信用審査を通らなかった場合、カードは発行されない。
  • 審査とは申し込み者の収入や属性などを総合的に吟味し、支払い能力があるかどうかが判断される。ただし収入のない学生でもクレジットカードは作れる。審査で落とされる理由の多くは、金融機関に借金があったり、ローンの返済遅延があったりした場合である。
Q5.クレジットカードの4桁の暗証番号はどうする?
正解正解はB 親や兄弟の誕生日
  • カードといっしょに財布も失くしてしまった場合、身分証などから生年月日も知られ不正利用される恐れがある。銀行のキャッシュカードなども同様で生年月日など他人に知られやすい数字を暗証番号に利用するのは避けよう。
  • 家族の誕生日に限らず、他人にばれにくい数字であればよい。ただし自分が忘れてしまうと利用できなくなってしまうため、工夫して設定してみよう。
Q6.スマホ決済には2種類ある。PayPayはどちらの決済方法?
正解正解はB QRコード決済
  • 非接触型IC決済とはスマホに登録したクレジットカードや電子マネーを専用の読み取り機にかざして決済するしくみ。ApplePayやGooglePayなどはこれらをまとめて管理する機能だ。
  • QRコード決済は専用のアプリを使ってQRコードやバーコードをスマホに表示し、お店がそれを読み取り決済するしくみ。お金は携帯電話料金と合わせて払ったり、銀行口座から引き落とされたりなどさまざまだ。PayPayのほかにd払い、au PAY、楽天ペイなどがある。
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