高齢者・共生認知症の人にどう接する?
- 認知症の人とのコミュニケーションに関するイラストクイズに答えよう。接するときに心がけたいことなどを学び、認知症の人といっしょに生活しやすい社会について考えてみよう。
- Q1.最近、近所に住むAさんは可燃ごみや不燃ごみの収集日に資源ごみを出すことが多い。どのように接したらよいだろう?
- ①0 点/②3 点/③5 点
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新しいことを覚えるのが苦手になったり、これまでに覚えたことを忘れたりするのは認知症の症状の一つ。ごみの収集日を書いた紙を渡すのもよいが、周囲の人が声をかけてサポートするとさらによい。
- Q2.友人たちといっしょに下校中、近所に住むBさんが一人で歩いていた。ボーッとしていて、Bさんの家とは逆方向に向かっている。どのように接したらよいだろう?
- ①5 点/②3 点/③0 点
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認知症の人は、後ろから話しかけられたり、大きな声が苦手だったりする場合がある。また、複数人から話しかけられると混乱してしまうこともある。自分一人で前方からやさしく声をかけよう。
- Q3.夏の暑い日、出かける支度を終えて玄関へやって来た祖母は、ダウンジャケットの上からマフラーを巻き、足元はスリッパを履いていた。どのように接したらよいだろう?
- ①0 点/②3 点/③5 点
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認知症の人は季節感がわからなくなって服選びが苦手になったり、服の着方がわからなくなって同じ服を着続けたりする場合がある。いっしょに服選びを楽しみながらサポートしよう。
- Q4.夕方、同居の祖母が「あらまあ、もうこんな時間。そろそろ失礼しますね」と言って、家から出て行こうとした。どのように接したらよいだろう?
- ①5 点/②3 点/③0 点
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自分の居場所がわからなくなるのは認知症の症状の一つ。①以外にも、「おうちまで送りますよ」といっしょに散歩したり、「今日はもう遅いからうちに泊っていってください。おうちの人も OK と言っていましたよ」とやんわり話の方向を変えたりしてもよい。
- Q5.同居の祖父が「財布を盗まれた!」と怒って大騒ぎしている。しかし、あなたは財布がたんすの中にあるのを知っている。どのように接したらよいだろう?
- ①3 点/②5 点/③0 点
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「物盗られ妄想」は認知症の症状のひとつ。①の場合は「お前が隠したからすぐに見つけられたんだろう」とかえって疑われてしまうことがあるので注意。相手の言っていることを否定せず、自然な態度で向き合ってあげよう。
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